実は、趣味でも活用されている!
クレーンスケールは、農業や漁業の第一次産業や、工場で使われる事が多いため、一般家庭では馴染みが薄い感は否めません。
一般家庭ではまったく使われないかと言われると、そうでもないのです。趣味の道具として使われる事が多く、男性が所有している割合が高いです。
釣りが趣味の人は、大物の釣果があったときには、魚拓などで必ず体長と重量を量って記録を残します。そのため携帯できる大きさの、吊り下げ式のデジタルスケールを持ち歩いています。
同じ「りょう」つながりでは、狩猟が趣味の人もクレーンスケールを所有している人が多いです。
鹿などは平均70kgあり、蝦夷鹿などは100kgを越えることも珍しくありません。いのししは40~150kg、ツキノワグマは40~160kg、ヒグマにいたってはオスだと400kgを越える巨体になります。これらは体重総じて重いため、体重を量るのも一苦労なのです。
担いで台ばかりの上に乗ったり、手足を縛って棒を通し二人で担いではかりに載せたりしていましたが、あまりにも重い場合には、台ばかり乗りきらない・台ばかりがその重さまで対応していないなど、意外と量りづらいのです。
「クレーンスケールを購入してから、量りやすくなった。」との声が多いのも、狩猟が趣味の人が多いです。
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