クレーンスケールは貿易の場でも活躍する!
日本は島国であるため、貿易の主要路線は海路になります。横浜港や神戸港などの大型の貿易港ではコンテナが山積にされ、世界各国から輸入され、また輸出されるのを待っています。
輸出入するときには、コンテナごとにインボイスと呼ばれる物品明細書を税関に提出しなければいけないのですが、積載商品については品名・個数・単価に加え重量を明記しなければいけません。
特にコンテナごとに最大積算量が定められており、その重量を超過していると輸出する事ができないので、物品の重量はとても重要な項目なのです。
貿易などでコンテナの重量を量るのに使われるのが、クレーンスケールと呼ばれる電子化された大きなバネばかりになります。テレビや映画などで、港でコンテナを吊るしているシーンがありますが、ああいったクレーンに設置されており、移動する際に容易に量れるため使用されています。
しかし、貿易港に到着してから重量超過(オーバーウェイト)が発覚すると、超過している荷物を減らしたうえ、税関への書類を変更しなければいけないため、時間がかかり船に荷物が載せられず、最悪契約違反になったりしますので、輸出会社が荷造りの際に重量を量りながら、積み込んでいくのが普通です。その際にもクレーンスケールが使われる事が多く、輸出品を扱う会社では必携ともいえます。
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