野菜の栄養・栄養素|もやし

体によい食べ物

もやしの栄養・栄養素

もやしの特徴として、豆の状態ではほとんど含まれないビタミンCが、もやしでは発芽中に合成されます。
豆が発芽し伸張していく過程で豆のもつカロリーは消費されていき、その一方で消化のよい栄養素がたくさん作られます。

豆と比較し大幅に増加するのがビタミンCとアスパラギン酸です。これらは、血中コレステロールの低下やガン予防などにも役立ちます。

この他、カルシウム、カリウム、鉄も若干含まれています。

旬:通年
種類:大豆もやし、アルファルファなど
選ぶポイント:根に透明感があるもの
保存方法:未開封のまま冷蔵庫。1日でビタミンCが30%も減少する。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:69mg
ビタミンC:8mg
食物繊維:1.3g

カロリー 14kcal/100g

栄養と健康効果

豊富なビタミンCは、コラーゲンの形成に役立ち、しみ、そばかすを予防し美肌づくりの手助けをしてくれます。また、免疫力を高め、かぜを予防したり、ストレスを解消させたりする働きもあります。
大豆と比較しアスパラギン酸も大幅に増加し、血中コレステロール値の低下や、ガン予防、動脈硬化予防、疲労回復にも効果が期待できます。

この他血圧を下げる働きのあるカリウムや、便秘、糖尿病、大腸がんを予防する食物繊維も多く含まれています。

高血圧予防・肌荒れ解消・便秘解消などにおすすめです。

その他

もやしに豊富なビタミンCは水溶性であるため、水に長くさらし過ぎると溶けだしてしまいます。洗う際は、手早く洗いましょう。

また、保存する場合も、1日でビタミンCが30%も減少し、水に浸して冷蔵庫にいれると3~4日で8割も失ってしまいます。
購入したら出来るだけ早く使い切るようにしましょう。

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