野菜の栄養・栄養素|レタス

体によい食べ物

レタスの栄養・栄養素

レタスという名は、切った時に乳白色の液がでることから、乳液を意味するラテン語にちなんでつけられたという説があります。
乳白色の液はサポニン様物質といい、食欲増進や、肝臓、腎臓機能を高める働きもあります。

成分のほとんどが水分ですが、食物繊維やβ―カロテン、ビタミンC、カルシウムなども微量ながら含んでいます。
シャキシャキとした歯触りが特徴で、サラダなど生食には定番の野菜ですが、炒めることによりカサが減り量が食べられるため、食物繊維をたっぷりとることができます。

旬:4~9月
品種:サニーレタス、サラダ菜、プリーツレタスなど
選ぶポイント:ハリとツヤがあるもの。切り口が小さく白いもの。
保存方法:芯を湿らせたペーパーでくるみポリ袋にいれて冷蔵。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:200mg
カルシウム:19mg
ビタミンA(β―カロテン):240μg
葉酸:73μg
ビタミンC:5mg

カロリー 12kcal/100g

栄養と健康効果

切った時にでる乳白色の液は、サポニン様物質といい、食欲増進や、肝臓、腎臓の機能を高める働きや沈痛、安眠にも効果があるといわれています。主に芯の部分に多いので芯も刻んで食べるとよいでしょう。

葉には抗酸化ビタミンC・E燃焼ビタミンB1・B2や抗発がん作用のある葉緑素も含有しています。

少量ですが、ビタミンCとともにβ―カロテンも含み、これらは皮膚や粘膜の健康を保つため、美肌作づくりや風邪予防にも効果が期待できます。

風邪予防・食欲増進・肌荒れ解消におすすめです。

その他

レタスは金気を嫌います。
包丁で切ると金属イオンと結合して断面が褐色化し、金気臭くなり味も落ちてしまいます。ポリフェノールが酸化することにより起こります。
調理の際は包丁を使わず、芯の部分から1枚づつはがし食べやすい大きさに手でちぎりましょう。

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