野菜の栄養・栄養素|みずな(水菜)

体によい食べ物

みずな(水菜)の栄養・栄養素

水菜は京都を中心に関西で栽培される伝統的な京野菜です。
肥料を使わず、水と土のみで栽培されていたことから名前がつけられました。
独特の辛味とシャキシャキとした食感が特徴です。

水菜はあくがなく、魚や肉の臭みを消す作用があるので鍋ものには最適で、鯨肉を使ったハリハリ鍋は関西でおなじみです。

風邪予防にも役立つβ―カロテン、ビタミンCもたっぷり含まれる緑黄色野菜で、ミネラル類のほか、豊富に含まれる葉緑素にはコレステロール低下作用もあります。

旬:11~2月
選ぶポイント:緑が濃く茎につやがありまっすぐしたもの。
保存方法:湿った新聞紙にくるみ立てて野菜室へ。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:480mg
カルシウム:210mg
ビタミンA(β―カロテン):1300μg
葉酸:140μg
ビタミンC:55mg

カロリー 23kcal/100g

栄養と健康効果

活性酸素を除去して細胞の老化やがんを防ぐβ―カロテンやビタミンCが豊富です。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、しみ、そばかすを防いで美肌づくりに効果があります。β―カロテンとともに免疫力を強化し、風邪予防やストレス解消にも効果を発揮します。

また血圧を安定させるカリウムや、骨や歯を丈夫にするカルシウム、貧血を予防する鉄分などのミネラル類も豊富に含んでいます。
コレステロール低下作用のある葉緑素も多く含んでいます。

食物繊維も多く、そのうち不溶性食物繊維は水溶性食物繊維の4倍にもなります。便秘改善や血糖値の低下に効果的です。

風邪予防・肌荒れ予防・コレステロール低下におすすめです。

その他

水菜特有の複合ポリフェノールである水菜ポリフェノールが注目されています。
紫外線などで傷ついた皮膚細胞に直接届き、こわれた細胞を素早く修復します。
その結果、肌の新陳代謝が促進され、正常な肌に素早く戻ることができるのです。
30代以降の肌に特に効果があるといわれています。

現在地:トップページ体によい食べ物