セロリの栄養・栄養素
セロリはセリの仲間で、加熱しても変わらない香りと、みずみずしい食感が特徴です。
ビタミンやミネラルをバランスよく含むヘルシー野菜で、食物繊維も多いためダイエットにも有効です。
β―カロテン、ビタミンB1・B2などは茎よりも葉に豊富に含まれているので、捨てずに活用しましょう。
独特の香りはアピイン、セダノリッド、セネリンなど40種類にも及ぶ成分で、食欲増進、精神安定などの作用があります。
旬:11~5月
選ぶポイント:香りが強く葉が青々としたもの、茎が太く丸みがり切り口が新鮮なもの。
保存方法:茎と葉に分け、葉はポリ袋にいれ野菜室、茎は根元を水にさす。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
カリウム:410mg
ビタミンA(β―カロテン):44μg
ビタミンC:7mg
カロリー 15kcal/100g
栄養と健康効果
セロリは、便秘解消や悪玉コレステロールの低下に役立つ食物繊維や血圧低下作用のあるカリウムが豊富です。
葉にはβ―カロテン、ビタミンB1・B2、ビタミンCも豊富で風邪などの予防に効果があるほか、血液をサラサラにするビラジンも含まれているので、葉も捨てずに食べるとよいでしょう。
独特の香りはセダノリッド、セネリンなど40種類もの成分によるもので、これらの成分には食欲増進や神経を鎮めて頭痛をやわらげたりする効果もあります。
精神安定・食欲増進・便秘解消などにおすすめです。
その他
茎の外側にはかたい筋があるので、根元から包丁やピーラーで引くようにして取り除きます。生のままサラダやあえ物に使うのが一般的ですが、加熱しても香りやみずみずしさが変わらない特徴から、炒めたりスープやシチューにいれて煮込んでも美味しくいただけます。
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