キャベツの栄養・栄養素
煮ても、炒めても、生でも美味しく食べられる万能野菜。
収穫時期によって春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツに大別されるが、春・夏は生食に、冬は煮込みなどの加熱料理に適しています。
淡色野菜のわりにビタミンCが多く、大きめの葉1枚食べれば1日の必要量の20%を摂ることができます。
この他、ビタミンK・ビタミンU、食物繊維、硫黄・塩素など健康効果のある様々な栄養素を多く含んでいます。
旬:春キャベツ3~5月、夏キャベツ7~8月、冬キャベツ1~3月
品種:めキャベツ、赤キャベツ
選ぶポイント:ずっしりと重く形のよいもの
保存方法:カットしたらラップをして冷蔵庫へ。丸は芯をくりぬき湿らせた紙をつめる。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
カリウム:200mg
カルシウム:43mg
ビタミンC:41mg
カロリー 23kcal/100g
栄養と健康効果
抗酸化ビタミンであるビタミンCのほか、効果を発揮する食物繊維を多く含みます。
便秘解消や悪玉コレステロールを減らすなどのまた、血液を凝固させたり、骨を強くする効果のあるビタミンK、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防に役立つ含流化合物(ビタミンU)を含んでいます。
この他、硫黄・塩素を含み、胃腸内で消化・吸収を助けて、消化不良によるむかつきを防いでくれます。
また、抗がん成分といわれる葉緑素やインドール、フラボノイド、スルフォラファンなども含まれています。
胃腸のはたらき強化、消化促進、ダイエットなどにおすすめです。
その他
キャベツの千切りは水にさらすとシャキッとしますが、ビタミンC・Uは水溶性ビタミンで、10分以上水につけると栄養素が溶け出てしまうので注意が必要です。
栄養素をいかすには生のサラダやもみ漬け、和え物などが良いでしょう。
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