アスパラガスの栄養・栄養素
ハウス栽培や、水耕栽培などで一年中出回るようになったアスパラガス。
名前の由来ともなるアスパラギン酸を多く含むほか、ビタミン、ミネラルをバランスよく含みます。
軟白化したホワイトアスパラより日光を浴びて育つグリーンアスパラのほうが、β―カロテン、ビタミンB群などが豊富です。
旬:5~6月
品種:ホワイトアスパラガス
選ぶポイント:切り口が乾燥していないもの。緑鮮やかで太くまっすぐなもの。
保存方法:ポリ袋に入れ穂先を上にして立てて冷蔵保存。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
ビタミンA(β―カロテン):370μg
ビタミンE:1.5mg
ビタミンB2:0.15mg
ビタミンC:15mg
カロリー 22kcal/100g
栄養と健康効果
名前の由来ともなったアスパラギン酸は、新陳代謝を促して、タンパク質合成を高める働きを持ち、疲労回復や体力増強に役立ちます。免疫力を増強させる力もあるとされ、がんの予防効果も期待されています。
穂先に含まれるルチンは、利尿作用がある他、毛細結果を丈夫にし、血管の病気を防ぎ高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。
β―カロテンは病気に対する抵抗力を強め、感染症から体を守ります。
利尿作用、疲労回復、体力増強におすすめです。
その他
切り口のかたい部分は切り落とし、根もとのかたい皮をむいて使います。
少なめの湯に塩をして数十秒ほど蒸しゆで状態にすると、生のときのさわやかな香りと、加熱して得られるホクホク感や自然な甘みが楽しめます。
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