冬瓜（とうがん）の栄養・栄養素
冬瓜（とうがん）
冬瓜は、栄養成分の95%以上が水分で、エネルギー量が低い野菜なのでダイエットにも積極的に取り入れたい野菜です。
冬の瓜と書く冬瓜ですが旬は夏で、発汗により失われた水分を補給するのにぴったりの野菜です。
カリウムやビタミンCを含み、夏バテや疲労回復にも効果のある野菜です。
旬：7～9月
選び方：ずっしり重い。緑が濃く表面にツヤとうぶ毛が残っているもの。
品種：長とうがん。大丸とうがん。
保存方法：切らずに冷暗所であれば半年は貯蔵可能。カットしたらラップをして野菜室。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
カリウム：200mg
カルシウム：19mg
ビタミンC：39mg
食物繊維：1.3g
カロリー 16kcal/100g
栄養と健康効果
冬瓜はカリウムが多く、余分なナトリウム（塩分）を排出して血圧を正常に保ちます。
冬瓜に含まれる水分が尿量を増やし、利尿効果も期待できます。
漢方では体にたまった余分な熱をとるとされ、体を冷やす作用でのぼせの解消にも役立ちます。むくみの解消や腎臓病予防にも有効です。
ビタミンCも多く、抗酸化作用があり、夏バテや疲労回復、風邪の予防にも効果を発揮します。
利尿作用・かぜ予防；肥満予防に効果があります。
その他
冬瓜は淡泊な味なので、下ごしらえしてからスープや煮込み料理などにするのがおすすめです。
魚介類や鶏肉とも相性がよく、一緒に煮込んで旨味を含ませると美味しく食べられます。
煮くずれしやすいので面取り（角の部分を切り取って丸みをもたせる）や、独特の青臭さをとるためたっぷりの水からゆでるなど、調理前のひと手間で味も含みやすく美味しく仕上がります。
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