きゅうりの栄養・栄養素
きゅうりは、代表的な生食夏野菜の一つです。
95%以上が水分で、他のウリ科野菜と同様にビタミンC、カリウム、カロテンが多く含まれています。
体を冷やす作用があり、夏の暑気払いや水分補給にも適していますが、胃腸の弱い人や冷え性の人は生で食べすぎないほうが良いと言われています。
旬:5~8月(春~夏)
保存方法:乾燥と低温が苦手。ぬらした新聞紙でくるみ、ポリ袋に入れ野菜室へ。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
カリウム:200mg
ビタミンC:14mg
カロリー 14kcal/100g
栄養と健康効果
きゅうりは水分が多いため、栄養分が少ないイメージがありますが、実はビタミンやミネラルをバランス良く含んでいます。
きゅうりに多く含まれるカリウムは、体内のナトリウムとのバランスを整えるので血圧を調整する働きがあり、高血圧の予防や改善にも役立ちます。
また、高い利尿効果があるので、むくみの改善や二日酔いの解消に効果があります。
むくみ、二日酔い、のぼせ、高血圧、心筋梗塞
などの症状におすすめです。
その他
【調理の工夫】
ぬか漬け→ぬかのビタミンB1がキュウリにしみこみ疲労回復にも効果があります。
また、ぬかを使うことによりカリウムは3倍にもなり、お腹に優しい乳酸菌もたっぷり摂ることができます。
酢のもの→きゅうりに含まれるアスコルビナーゼという酵素はビタミンCを壊す性質があります。酢を加えるか、加熱することにより酵素の働きを抑えることができます。
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