かぼちゃ(カボチャ)の栄養・栄養素
緑黄色野菜の代表格。
かぼちゃには、粘膜や皮膚の抵抗力を強くするβ―カロテンが豊富に含まれています。
昔から「当時にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれます。ビタミンをとりにくい冬場、長期保存ができるかぼちゃは、ビタミンの補給にぴったりな食材です。
旬:5~9月(春~秋)
保存法:切ったらワタや種を取りラップをして野菜室。丸なら冷暗所で長期保存可能。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素
カルシウム:15mg
ビタミンA(β―カロテン):3900μg
ビタミンE:4.9㎎
ビタミンC:43㎎
カロリー 91kcal
栄養と健康効果
かぼちゃは、カリウムや、体内でビタミンAに変わるβ―カロテン、ビタミンCの他、黄色色素ルテインが豊富です。
β―カロテン→抗酸化作用があり、活性酸素を除去することから、皮膚や粘膜を守ったり、免疫力を高めガン予防も期待できます。
ビタミンC→体内で発がん性物質が作られるのを防ぎます。
ルテイン→過剰な活性酸素を除去します。
カリウム→リノール酸やオレイン酸とともに、動脈硬化を予防します。
肌荒れ、動脈硬化、高血圧、冷え性、肩こり、便秘、風邪(予防)
などの症状におすすめです。
その他
かぼちゃのタネは、血液をサラサラにしてくれるリノール酸が多く含まれています。
炒って殻をわれば食べられるので、捨てずに活用できます。
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