口臭と病気
口臭は病気から発生することもあります。
病気から発生する口臭は、その原因となる病気をしっかりと治療することが重要です。
このページでは病気から発生する口臭について解説します。
1、消化器系の病気
胃や腸の病気は口臭に直結します。
例えば胃炎などで胃酸が過度に分泌された場合は、それが逆流し、悪臭として出てきます。
また腸の動きが悪いと、腸の中で悪臭が発生します。その悪臭が腸から吸収され、肺から呼気として出てきます。
2、代謝系の病気
肝臓や腎臓などが悪くなると、毒物を解毒したり体外に排出したり出来なくなります。
その結果、ニオイ物質が発生し、口臭となります。
3、呼吸器系の病気
肺や気管支に異常が有る場合、呼気のニオイが強くなります。
例えば肺で炎症がおこり化膿し、膿が出ている場合は、膿のニオイが口臭として出てきます。
4、耳鼻科の病気
鼻や副鼻腔に炎症がおこり、化膿すると、その臭いが口から出てきます。
例えば副鼻腔炎(蓄膿症)がその顕著な例です。
5、ストレス
ストレスは病気ではありませんが、ストレスによって口臭が強くなることがあります。
ストレスは体の中で様々な影響を与えます。
消化器系からホルモン、代謝まで数多くの変化を起こします。
ストレスは口臭だけではなく、健康にも大敵です。
口臭の一覧ページへ戻る