口臭と舌苔
舌の表面には乳頭と呼ばれる小さなひだが存在します。
このひだを全部広げると、畳8畳程度の大きさになると言われています。
舌の表面の表面積を広げることで、味を感じたり、物をなめとりやすくなったりします。
しかしその反面、汚れが付きやすくなります。
そして、乳頭の間に付着した汚れを舌苔(ぜったい)と言います。
舌苔は舌の表面に付着した、細菌と食べかすの塊です。
細菌が食べ物を分解して、それが腐敗していますので悪臭を放ちます。
呼気は舌の上を通過して、体の外に出てきます。
舌の表面に舌苔がびっしりと付いていると、それがニオイの原因になるわけです。
舌苔を取るためには、専用のブラシがオススメです。
歯ブラシでも取ることはできますが、舌を傷つけてしまう可能性があります。
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