豚肉
豚肉は鶏肉、牛肉と並んでよく食べられます。紀元前2800年頃、ヨーロッパからアジアにかけて広い範囲で豚肉は食べられていましたが、日本で本格的に豚肉料理が普及したのは明治時代に入ってからです。沖縄は日本本土と少し食習慣が違うため、特に豚肉料理が発展しました。さまざまな国で食べられていますが、イスラム諸国など、宗教的事情で豚肉を食べることを許されない国があります。
選ぶポイント:肉に弾力やツヤがあり透明感があって、脂肪が白くやや固めのもの。
保存方法:ラップで空気を遮断して冷蔵か冷凍。
主な栄養素とカロリー
100g中(中型肉種 かたロース 脂身つき)
カロリー:256kcal
栄養
たんぱく質:17.7g
ビタミンB1:0.70mg
鉄、リン、カリウムなどのミネラルも豊富。
栄養と健康効果
たんぱく質→体の構成成分。良質なたんぱく質を含んでいます。
ビタミンB1→疲労回復効果。食品の中では含有量トップクラス。
不飽和脂肪酸のオレイン酸→肝臓がコレステロールを処理する働きを助けます。
飽和脂肪酸のステアリン酸→オレイン酸の働きをサポート。
その他
寄生虫がいる場合もあるので、中までしっかり火を通して食べましょう。
SPF豚とは、基準で定められている病原菌をもたず、指定の飼育法で育った健康な豚のことです。