くり(栗)
栗は縄文時代の遺跡でも発見され、平安時代初期には京都の丹波地域で栽培され始め、徐々に地域が拡大していきました。
旬:秋(8月末~11月初旬)
種類:日本ぐり 中国ぐり ヨーロッパぐり 交配していろいろな種類があります
選ぶポイント:果皮に張りと光沢があってずっしりと重みがあるもので、虫くいがない。
保存方法:時間が経つと水分が飛んで実が収縮して味が落ちたり、虫に食べられたりするので、早めに食べるようにしましょう。保存するときは新聞紙などに包んで冷蔵保存。
主な栄養素とカロリー
100g中
カロリー
164kcal
栄養素
カリウム:420mg
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.07mg
ビタミンB6:0.27mg
ビタミンC:33mg
葉酸:74µg
食物繊維:4.2g
栄養と健康効果
栗には多くのビタミンCが含まれていますが、デンプンにコーティングされているため、熱にも強いのが特徴です。ビタミンCはコラーゲン精製や血管や皮膚、粘膜などを強化するはたらきがあります。また、風邪などの予防にも有効とされています。
渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているので、抗酸化作用があります。活性酵素を除去してくれるので、ガンを予防する効果があります。
その他
栗は栄養バランスがよく、少量でも高い栄養を摂取できますが、カロリーが高いので食べ過ぎには注意しましょう。