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体によい食べ物

さつまいも

さつまいもはデンプンが主成分で、やせた土地でも良く育つため、飢饉で米がとれないときには貴重な食料でした。
主食代わりになるうえに、ビタミンC、B1、B6などを豊富に含んでおり、ビタミンCはさつまいも一本で一日の推奨量の約半分を摂取できるほどです。

食物繊維が豊富で腹もちがよく、ダイエット食にも向きますが食べ過ぎには注意が必要です。食物繊維は皮に多いので、皮ごと食べるとよいでしょう。

紫いもには抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれ、動脈硬化予防にも効果が期待されます。

旬:9~11月
種類:鳴門金時、ベニアズマ、安納いもなど
選ぶポイント:皮の色にツヤがある。硬いひげ根があるものは避ける。
保存方法:新聞紙にくるんで冷暗所に。使いかけはラップに包んで冷蔵庫へ。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
カリウム:470mg
ビタミンE:1.6mg
ビタミンB1:0.11mg
ビタミンC:29mg
食物繊維:2.3g

カロリー 132kcal/100g

栄養と健康効果

豊富な食物繊維は、便秘の解消や整腸作用が期待できます。
カリウムも豊富で、体内の塩分バランスを調整し高血圧予防に効果があります。
また、ビタミンEは、ガンの原因となるとなる過酸化脂質の発生を抑える働きがあります。

切り口からでる白い乳液状のものはヤラピンという樹脂の一種です。腸の蠕動運動を促進する働きがあり、豊富な食物繊維との相乗効果で便通をスムーズにし、腸内活動を活発にして大腸の健康を保ってくれます。

便秘解消・肌荒れ解消・高血圧予防におすすめです。

その他

さつまいものアクは薄い皮の下に多い。
皮つきで使う場合は3分ほど水につけるが、長くつけると水溶性ビタミンCが流出してしまうので注意が必要です。

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