たこ(タコ)
たこ(タコ)
たこは、日本人には馴染みが深く、好きな魚介類のひとつですが、味わい深い国産品は高級で、一般にはあまり出回りません。弥生時代の遺跡からタコ漁に使われる「タコつぼ」が発見されており、この頃から日本人はタコを食べていたのではないかと考えられています。日本は世界のタコ消費量の約6割を占め、特に関西地方での消費量は多くなっています。脂肪が少なく低カロリーなので、ダイエットにも適した食材です。
旬:通年(真だこは4~8月)
選ぶポイント:生は吸盤の吸い付きがよいもの。ゆでだこは弾力があるもの。
保存方法:冷凍するなら、内臓をとって、塩でよく洗い水気をふいてから。
主な栄養素とカロリー
100g中(真だこ)
カロリー:76kcal
栄養素
たんぱく質:16.4g
カルシウム、亜鉛、ビタミンEも豊富です。
栄養と健康効果
たんぱく質→体の構成成分。良質なたんぱく質が含まれます。
ビタミンE→抗酸化作用。
タウリン→血液中のコレステロール値を下げる、肝機能を高めるなど解毒作用を強化します。
その他
生のたこは塩でよくあらって、しっかりぬめりを落とす。弱火でじっくり煮るとやわらかくなります。
イカスミには旨み成分が含まれますが、たこの墨は水溶性で旨み成分はほとんどありません。