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体によい食べ物

ぶり(鰤)

ぶり(鰤)

ぶりは、成長と共に呼び名が変わる代表的な出世魚で、「寒ぶり」といわれるように冬が旬です。
関東では、小さい順にわかし、いなだ、わらさ、ぶりと呼ばれ、関西では、わかな、つばす、はまち、めじろ、ぶりと呼ばれています。はまちの養殖が関西で盛んだったことから、養殖のものをはまちと呼ぶようになったようです。

旬:冬(12~2月)
選ぶポイント:目が澄んでいて、体側の黄色の線が鮮明なもの。切り身は血合いが鮮やかで身に透明感があり、弾力があって身割れがないもの。
保存方法:冷蔵保存。早めに食べましょう。
種類:ぶり はまち かんぱち ひらまさなど

主な栄養素とカロリー

100g中(ぶり 成魚)
カロリー:257kcal

栄養素
たんぱく質:21.4g
鉄:1.3mg
ビタミンD:8.0µg
ビタミンE:2.0mg

栄養と健康効果

不飽和脂肪酸のEPA、DHAが含まれ、血中のコレステロールを低下、動脈硬化予防、脳細胞の活性化、血栓の発生を抑えるなどの働きがあります。ビタミンEも含まれるので、不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。

タウリンも豊富で、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に働きます。

パルミトオレイン酸も豊富で、脳の血管に栄養を補い、血管壁を丈夫にする働きがあります。

血合いの部分にミネラルの鉄などが豊富で、貧血予防に働きます。

ビタミンDはカルシウムの吸収促進作用があります。

その他

ビタミン・ミネラルの量が、養殖より天然のほうが多く含まれています。

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