さより
さより
さよりは、細身で銀色に輝く姿が美しい魚です。
脂質の含有率が1.3%とわずかで味はとても淡泊です。
腹腔が大きく黒い膜で覆われていて、外見の美しい姿とかけ離れているため、腹黒く性格の悪いものの代名詞としても使われています。
赤血球をつくるはたらきを持つビタミンB12が豊富で、貧血の予防に役立ちます。
昆布締め、酢のものにするとミネラルの補給にもつながります。
旬:冬~春
選ぶポイント:下あごの先端が鮮やかな赤色。大型で体表が銀色で張りのあるもの。
保存方法:ワタ焼けを起こさないよう、手早くワタぬきをしチルド室へ。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
たんぱく質:19.6g
カリウム:290mg
ビタミンB12:5.5μg
カロリー 95kcal/100g
栄養と健康効果
さよりは、ビタミンB12が豊富です。
ビタミンB12は赤血球をつくるはたらきを持ち、貧血の予防に効果的です。
淡泊な味のため、酢のものや昆布締めなどにすると美味しく食べられるだけでなく、ミネラルの補給にもつながります。
貧血予防・ストレス緩和などにおすすめです。
その他
細めの切り身を結び「結びさより」にすると椀だねにもなり、見た目も味も楽しめます。