いちご(イチゴ、苺)の栄養・栄養素
自然のイチゴは石器時代からヨーロッパ、アジア一帯で食べられていましたが、栽培が行われたのは200年ほど前からで、日本には江戸時代の終わりに伝わりました。
旬:12~5月
選ぶポイント:ヘタが青く元気で、ツヤがあって傷がなく、全体が赤いもの。
保存方法:ビニールに入れて冷蔵庫の野菜室保存。
種類:さちのか とちおとめ あまおう 紅ほっぺ とよのかなど
主な栄養素とカロリー
100g中
カロリー:34kcal
栄養素
カリウム:170mg
葉酸:90µg
ビタミンC:62mg
食物繊維:1.4g
栄養と健康効果
カリウムは、ナトリウムを排泄して高血圧予防します。
葉酸はビタミンCと一緒にとると活性型になって、悪性貧血を予防し、細胞の新生に働きます。
食物繊維のペクチンが多く含まれ、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
ポリフェノールのアントシアニンやエラグ酸が多く含まれ、抗酸化作用を発揮します。
その他
いちごは水っぽくなるのとビタミンC流出を防ぐため、洗った後でヘタをとりましょう。
いちごはヘタとは反対側の先端(果頂部)のほうが糖度が高いので、大きいイチゴはヘタを持って食べるよりも、ヘタ側から食べると最後まで甘味を感じられます。