口臭と腸
腸の中からも口臭が発生するということに疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。ここでは、そのメカニズムについて解説します。
食べたものは胃で消化され、続いて腸に入ります。
腸の中では、胃で消化された食べ物が充満しています。
それと同時に、腸の中には腸内細菌が大量に生存しています。
腸内細菌にも善玉菌と悪玉菌が存在し、そのうち悪玉菌は食べ物を発酵させ、悪臭を出します。
腸の中で悪臭が発生していることは、「便がクサイ」ことからも容易に想像して頂けるかと思います。
腸の中で発生した悪臭物質である「アンモニア」や「インドール」「スカトール」などは腸の中で一部吸収されます。
それが、血液中を回って、呼気として排出されます。
その結果口臭につながるわけです。
つまり腸の中で悪玉菌が増えることが、口臭の原因となっているわけです。
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