かれい
かれい
サイズもとれる場所も旬の時期も違うカレイが、日本近海には数十種類います。
白身魚の特徴「高タンパク、低脂肪」で、消化吸収がよいため、小さい子供や高齢者などにも向き、病後の回復食にも良くつかわれる魚です。
縁側と呼ばれるひれの付け根や皮にはコラーゲンがたっぷりで、煮つけにすると煮汁にゼラチンとなって出てきます。
肝にはビタミンAも多く含まれます。
旬:夏(マコガレイ)
品種:イシガレイ、マガレイ、アカガレイなど
選ぶポイント:全体につやがあるもの。
保存方法:キッチンペーパーとラップに包みチルド室へ。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
たんぱく質:19.5g
ビタミンD:5.0μg
ビタミンE:1.3mg
カロリー 99kcal/100g
栄養と健康効果
脂質には、動脈硬化の予防にはたらくDHAやEPAが豊富です。
縁側にはコラーゲンが豊富で女性の美肌作りに効果が期待できます。
身は高タンパクで、ビタミンが豊富なため、健康の維持増進、体力向上に役立ちます。
肝にはビタミンAが豊富で眼精疲労にもおすすめです。
コレステロール低下・動脈硬化予防・肌荒れ解消などにおすすめです。
その他
カレイを煮つけにするときは、皮の表面についているうろこやぬめりを包丁の背でこそげとり、火が通りやすいように表身に切り目を入れます。
子持ちの場合は卵にも切り目をいれるとよいでしょう。