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体によい食べ物

うなぎ(鰻)

うなぎ(鰻)

スタミナ食として人気の鰻。
スタミナの理由は、単にエネルギー源になるだけでなく、代謝を助けるビタミンB群が豊富なため、摂取したエネルギーが体内で効率よく使えるという特徴があるからです。
昔から鰻が疲労回復や夏バテ防止に役立つといわれるのも、このような栄養的特徴があるためです。
脂が多いため脂溶性のビタミンA、E、Dも豊富で、不飽和脂肪酸のDHA、EPAも豊富に含まれています。

旬:秋
選ぶポイント:黒より青いほうが美味。身が丸く光沢のあるもの。
保存方法:かば焼きなら冷蔵も冷凍も可能。

主な栄養素とカロリー

主な栄養素 100g当たり
たんぱく質:17.1g
ビタミンA(レチノール):2400μg
ビタミンD:18.0μg
ビタミンE:7.4mg
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.48mg

カロリー 255kcal/100g

栄養と健康効果

代謝を助けるビタミンB群が豊富で、摂取したエネルギーが体内で効率よく使うことができるため疲労回復、食欲不振などにも効果的です。

また、脂溶性ビタミンが豊富で、目や粘膜の健康を守るビタミンAが豊富で、特に肝に多く含まれるビタミンAの前駆体レチノールは、消化器や呼吸器をはじめ、胃腸の病気やかぜの予防、さらに美肌作りにも効果があります。
さらに、抗酸化作用のあるビタミンEカルシウムの吸収を助けるビタミンDなども含まれています。
この他、動脈硬化予防にもなるDHAやEPAも豊富に含まれています。

夏バテ・風邪予防・夜盲症予防・動脈硬化予防などにおすすめです。

その他

鰻の血には、イクシオトキシンという猛毒があります。
生のうなぎの調理には注意が必要です。

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