かき(牡蠣)
牡蠣(かき)は海のミルクと呼ばれ、ビタミン・ミネラルたっぷりで、欧米でも生で楽しまれている唯一の魚介です。中国や韓国では、オイスターソースなど、身よりエキスが活用されています。
旬:9月~4月
選ぶポイント:パックに入りものに生食用・加熱用がありますが、洗浄や紫外線照射などの滅菌処理がされているかいないかの違い。加熱用は生食では提供しないようにしましょう。
保存方法:殻のままの活けカキは乾燥しないように袋にいれ、冷蔵保存。パック入りも冷蔵保存。早めに食べましょう。
種類:真牡蠣 すみのえ牡蠣 岩牡蠣など
主な栄養素とカロリー
100g中(養殖 生)
カロリー:60kcal
栄養素
鉄;1.9mg
亜鉛:13.2mg
銅:0.89mg
栄養と健康効果
鉄や銅などのミネラルを多く含み、貧血予防に効果があります。
牡蠣は亜鉛を多く含んでいるのが特徴で、酵素など構成成分となり、味覚障害の予防に働きます。
糖質の中でもグリコーゲンが豊富で、肝臓の機能を高め疲労回復を助け、筋肉や脳の働きを活発にします。
交感神経抑制作用のあるタウリンも豊富で、高血圧、心疾患、肝疾患などの予防に働きます。
その他
牡蠣に含まれるグリコーゲンは夏と冬では約10倍も違うので、旬の冬に食べるようにしましょう。
鉄を含む牡蠣はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がよくなります。生ならレモン汁、酢などをかけて食べましょう。