レモン
ミカン科インド原産。冬暖かく雨の少ない地で栽培されますが、日本では冬低温になる為、国産のものは少なく、アメリカなどからの輸入品が多くなっています。古来、十字軍遠征の際に、ビタミンC不足からくる壊血病の予防に積荷に入れたと言われています。
旬:12月~2月(国産)
選ぶポイント:形がきれいで、果皮にハリとつやがあって、色が鮮やかでずっしり重いもの。
保存方法:ビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存。
種類:リスボン ユリーカ ジェノバなど
主な栄養素とカロリー
100g
カロリー:54kcal
栄養素
カリウム:130mg
カルシウム:67mg
クリプトキサンチン:37µg
ビタミンC:100mg
栄養と健康効果
ビタミンC量はトップクラス。疲労回復や美肌効果、風邪予防に働きます。
ビタミンCの働きを助けてコラーゲンの生成を促進するルチンも含まれます。
クエン酸も多く含まれ、栄養素の代謝を促し、疲労物質の乳酸を分解します。
柑橘類に含まれるクリプトキサンチンは活性酸素を消去し、老化による視力の低下を予防します。
その他
レモンに含まれているビタミンCは水溶性で壊れやすく熱にも弱いので、レモン汁は食べる直前に入れましょう。
多くの有効成分は果皮にあるので、農薬や防かび剤を使わない国産品を使用しましょう。