チンゲン菜の栄養、栄養素
チンゲン菜は、もっともポピュラーな中国の緑黄色葉野菜です。
クセがなく、ゆでたり炒めたりしてもかさが減らず、煮崩れしにくいため調理がしやすいのが特徴です。
β-カロテン、ビタミンC、Eなどが豊富で強い抗酸化作用があります。
カリウムやカルシウム、鉄なども多く含み、高血圧の予防や骨の強化にも役立ちます。
便秘を解消する食物繊維も多く含まれています。
旬:9~1月
選ぶポイント:根元がどっしりして茎が太い。葉先までみずみずしくツヤがあるもの。
保存方法:ポリ袋にいれ冷蔵。日持ちがいい。
主な栄養素とカロリー
主な栄養素 100g当たり
カリウム:260mg
カルシウム:100mg
鉄:1.1mg
ビタミンA(β-カロテン):2000μg
ビタミンC:24mg
カロリー 9kcal/100g
栄養と健康効果
β―カロテン、ビタミンC・Eが豊富で、強い抗酸化作用があります。体調を整え、風邪を予防したり、動脈硬化や生活習慣病の予防が期待できるほか、美白・美肌効果にも役立ちます。
ミネラルではカルシウムが特に多く、歯や骨を強化したり、ストレスによるイライラを和らげたりする効果もあります。
その他、カリウム、鉄を多く含み、高血圧の改善や貧血予防などの効果、食物繊維による便秘解消効果も期待できます。
生活習慣病予防・風邪予防・動脈硬化予防・骨粗鬆症予防などにおすすめです。
その他
油との相性がよく、炒め物にすることによりβ-カロテン、ビタミンEなど脂溶性ビタミンを効率よく摂取することができます。
スープなどの場合は、湯にごま油などをたらすとよいでしょう。
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